新ジャパノロジー
先崎彰容『本居宣長 ―「もののあはれ」と「日本」の発見―』 [書評]新着!!

「日本とは」「日本人とは」との問いはつねに本居宣長を招き寄せてしまう。
もののあわれ、色好み、人情、武士道、ナショナリズム……。著者はどうとらえるのか。浮上する課題は?

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新ジャパノロジー
渡辺京二『逝きし世の面影』 [書評]

かつて「夢のように美しい国」と呼ばれる「文明」が日本列島にあった。ただ、それを喪失の詠嘆としてのみ語り、思考を閉じてしまえば、新しいジャパノロジーを切り拓くことはできない。

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新ジャパノロジー
エマニュエル・トッド『西洋の敗北』 [書評]

西洋はなぜ「敗北」したのか。“宗教のゼロ状態”は何をもたらすのか。
著者は、「西洋」と「非西洋」という対項とは別の地平に立つ日本に希望を託す。
いまこそ、新しいジャパノロジーへ。

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