与謝野晶子「清水へ祇園をよぎる桜月夜こよひ逢ふ人みなうつくしき」
2023年12月22日
【遺された言葉たち】② 二十歳前後でこの歌に出会ったころ、私は「こよひ逢ふ人みなうつくしき」との心情をとても抱けない情況にあった。
マルクス「君は愛をただ愛とだけ、交換できるのだ」
2023年12月15日
【遺された言葉たち】① ~刻まれ、今も消えない言葉~ 君は愛をただ愛とだけ、信頼をただ信頼とだけ、その他同様に交換できるのだ。 カール・マルクス『経済学・哲学草稿』(城塚登・田中吉六訳) 美しい宣言である。 「愛をただ […]