遺された言葉たち
石川啄木 「うたふごと駅の名呼びし 柔和なる 若き駅夫の眼をも忘れず」

若い駅員はなぜ駅名を唄うのだろう。
啄木はなぜ若い駅員の眼が忘れられないのだろう。
人はなぜ啄木の歌に惹かれるのだろう。
そして、「はたらく」ということ――。

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