「あわれ」「もののあわれ」論
2025年8月1日
「あわれ」「もののあわれ」とは何か。なぜか、本居宣長の「あわれ」論は多くの学者たちから誤解され、けなされてきた。
長いときを経て育まれた日本列島文化の水脈を探る。
先崎彰容『本居宣長 ―「もののあはれ」と「日本」の発見―』 [書評]
2025年7月3日
「日本とは」「日本人とは」との問いはつねに本居宣長を招き寄せてしまう。
もののあわれ、色好み、人情、武士道、ナショナリズム……。著者はどうとらえるのか。浮上する課題は?
石川啄木 「うたふごと駅の名呼びし 柔和なる 若き駅夫の眼をも忘れず」
2024年12月6日
若い駅員はなぜ駅名を唄うのだろう。
啄木はなぜ若い駅員の眼が忘れられないのだろう。
人はなぜ啄木の歌に惹かれるのだろう。
そして、「はたらく」ということ――。