新ジャパノロジー
「あわれ」「もののあわれ」論

「あわれ」「もののあわれ」とは何か。なぜか、本居宣長の「あわれ」論は多くの学者たちから誤解され、けなされてきた。
長いときを経て育まれた日本列島文化の水脈を探る。

続きを読む
新ジャパノロジー
先崎彰容『本居宣長 ―「もののあはれ」と「日本」の発見―』 [書評]

「日本とは」「日本人とは」との問いはつねに本居宣長を招き寄せてしまう。
もののあわれ、色好み、人情、武士道、ナショナリズム……。著者はどうとらえるのか。浮上する課題は?

続きを読む
遺された言葉たち
石川啄木 「うたふごと駅の名呼びし 柔和なる 若き駅夫の眼をも忘れず」

若い駅員はなぜ駅名を唄うのだろう。
啄木はなぜ若い駅員の眼が忘れられないのだろう。
人はなぜ啄木の歌に惹かれるのだろう。
そして、「はたらく」ということ――。

続きを読む