集大成の労作だが、西欧近代的知の限界が……。 ① 交換様式Dの内実、② 交換における「力」の正体、③ D(ユートピア)の「到来」――核心の3点について批評してみる。
古層に埋もれていたはずの「転向」という問題を再浮上させた「平成の転向」論。そこに陥穽はないだろうか――。